変わっていく自分を
許すということ
下道 千晶 / モデル・俳優

2022.04.15

 

 
下道 千晶 モデル・俳優。
2015年に、房総半島へ移住。
自然に寄り添う暮らし方を実践中。
また、天然藍を使った染め直しの活動
「meets BLUE project」を始め、
活動を通して持続可能な
ライフスタイルを提案している。
 
 
  
お肌のまがり角って、人生で何回まがるの
でしょうか。
思い返せば私の肌も、思春期に始まり、
産後、そして30歳を超えた今、また
新しい角を曲がり、まってまってと必死に
その角に対応している最中です。
 
ニキビが気になり始めた思春期頃から
今まで、外側のケア、内側のケアと色々
試してきました。もともと肌が強い方では
ないので、流行りのケアや間違ったケアで
逆に荒れてしまったり、環境 や年齢の
変化で今まで使っていた物が合わなく
なってしまったり。試行錯誤して、
これだ!という物や方法に出会えても、
季節やホルモンの変化で、あれ?この前
までは良かったのに、今は違う?
なんてこともしょっちゅうで、気分屋な
肌に付き合うのは本当に 難儀なことです。
 
そして変化に気持ちが追いつき、上手に
対応出来るようになった頃には、
私の肌はまたその先の 新たな角を
曲がっていたりします。まったくもう。
 
肌に限らずですが、身体の変化って、
いつも突然、お知らせなくやってきた気が
します。ある日突然生理が始まって、身体
つきが変化して、「はい、女性としての
人生がスタートしますよ」 という事実を
突きつけられて。それからはニキビに悩ま
されたりダイエットをしてみたり。私の
場合は妊娠も、「はい、分かったかい、
母になりますからね」と身体からの
メッセージで知りました。嬉しいこと
だったのは変わりはないけれど、
つわりに始まり、段々と大きくなるお腹や
心身の変 化に戸惑ったのは事実です。
 
産後も、今も、いつだって身体の変化は
(あるいはそれに気がつくのは)突然で、
後から気持ち を追いつかせることが
多かった私。もちろん素直に受け入れ
られることばかりではなく、心と身体の
チグハグさに悩まされたこともあります。

 そんな予期せぬ変化に、いつだって
ジタバタしてしまう私。 日々変わっていく
外の世界に対応しながら、振り回される
ことなく過ごすにはどうしたら良いの
でしょうか。現在進行形で模索中ですが、
最近気がついたことがあります。年齢を
重ねながら様々な経験をして、どうにか
こうにかピンチを乗り越えるすべを
身につけた私た ちは、身につけた鎧を
まとって、一人で頑張ろうとし過ぎて
いるのかもしれない、ということ に。
自分一人でやれることには限界があり
ます。時間にも限りがあります。
 
「自分でなんとかしなければ」と全てに
全力で挑んでいたら、次々と起こる変化
にジタバタする のも当然です。時には人
に任せてもいい。頼ってもいい。 それを
自分に許せると、自分ではうんともすん
ともいかなかったことが、誰かが得意な
ことだっ たりして、案外あっという間に
解決したりするものです。 大人になると
人に頼ることって少し怖かったりします。
今まで自分が積み上げてきたやり方や
方法が出来上がっているから。
「迷惑をかけてしまうかもしれない」
「嫌な顔されたらどうしよ う」とも思い
がち。 けれど勇気をもって外の世界を
信頼してみると、意外と世界は優し
かったことに気がつけるかもしれません。
肌に関しても、同じことが言えそうです。
あれ、今のケア、ちょっと合わなくなって
きたかも? そう気がついた時に、化粧水が
合わないのか、乳液が合わないのか、乾燥
に傾いているのか、油分が多いのか…。
全てを順番に試して答えを見つけた頃
には、また季節が変わり別のトラブル
に…、なんてことはしょっちゅうです。

こんなふうに肩肘張ったスキンケアを
しがちな私の悩みを解決してくれる
二層美容液「梅と桜」が、joscille skin
&mind から新しくリリースされました。
 
この美容液は冬眠から目覚めた春のゆらぎ
肌のために作られていて、ヘルシーで
明るい艶やかな 肌に仕上げ、外的スト
レスから肌を守り、リズムを整えてくれ
るそう。 今まで肌質によってラインが
変わるブランドは数あれど、季節による
ゆらぎにフォーカスしてくれた
スキンケアブランドに出会ったのは
joscille skin&mind が初めてかもしれま
せん。
 
使い方もワンステップで、オイルと美容液
の二層をよく混ぜて乳化させ、手のひらに
適量(約10 円玉大程度)をとり、こすらず
肌に入れ込むようにプレスしながら
なじませるだけ。 春夏は洗顔後これ1本で
オールインワンとしても使えるので、
とってもシンプル。 あれもこれもと工程
ばかりが増えてしまい、「頑張る」
スキンケアになってしまうこともありま
せん。

 

使う前は、オールインワンでは物足りない
かも?と思っていた私ですが、「梅と桜」
を使用した 翌朝のお肌のキメには驚きま
した。それもそのはず。joscille skin&mind
の皆さまのこだわりが詰まったこの二層
美容液は、 黄ぐすみをおさえ、明るく
弾力を感じる肌へ導く和歌山県産の梅の
果実エキス、肌荒れをやわら げるソメイ
ヨシノの葉のエキス、ポリフェノールが
豊富な完熟前の早摘み果実を使用した
りんご果 実エキスなどの植物成分を
配合し、肌のざらつきをなくし乾燥から
守る月見草油、乾燥と紫外線 から肌を
守るコメヌカ油、バリア機能をもち紫外
線から肌を守るツバキ油、ホホバ種子油、
ブ ルーライトからお肌を守ってくれる
カカオ種子エキスなど、ナチュラル成分
95%でありながら、 春のゆらぎ肌に
とって大切な成分がたっぷり配合された
特別な美容液なんです。
 
オイルは重くて苦手だった私でも、安心の
成分と絶妙な配合、サラッとしたテクス
チャーが心地 よく、毎日使いたい
「梅と桜」の美容液。見た目も可愛く、
ピンクのオイルと透明な美容液の二層が
春を感じさせてくれて、見えるところに
出しておきたい気持ちになります。オイル
のピンク色ももちろん天然由来の成分で、
ムラサキ根エキス(シコン)から抽出された
もの。実は万葉集にも登場するほど古来
から美容に使われている 生薬なんだそう
です。
 
5月末頃には、セラム「白樺と黒豆」が
発売予定です。 その頃には、紫外線も
本格化、湿度も伴って、私の肌は今とは
違うトラブルがあるかもしれませ ん。
けれど次の季節からは、ゆらぐお肌の
変化に joscille skin&mind のスキン
ケアが寄り添ってく れるから、ジタ
バタせずにすみそうです。
 
これからも変化や曲がり角は何度も
訪れるのでしょう。 その度に私は
たじろいでしまうのかもしれません。
 
変わりたい自分、変われない自分、変わり
たくない自分、変わってしまう自分、その
どの自分にも留まれない自分。
行きつ戻りつしながらも、自分に対しての
「もっと頑張れ!」という声かけをゆるめて、
楽しさと心地よさを選んでいけたら、
そう考えている今日この頃です。

 

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