2022.05.24
つい先日までジャケットを重ねないと肌寒い
くらいだったのに、先週から日差しが暑くなり、
Tシャツ一枚でも汗をかきそうなほど
急に夏らしくなってきました。
やっと長い冬が終わって春がきた!と喜んでいた
のも束の間、あと2週間ほどで娘の長い夏休みが
始まります。季節の移り変わりがとても早く
感じるのは、やはり歳のせいでしょうか。
子供の頃は1週間がとても長くて退屈だったなぁ
と思い、なんだかあの頃の時の流れを
懐かしく感じます。
この1ヶ月はというと、新居探しに奮闘して
いました。
田舎に引越してこの夏でもうすぐ2年。
今の家には、日当たりが今ひとつながらも
プライベートの庭が付いていたので、とても
気に入っていました。写真は昨年の夏に撮った、
我が家の庭の花々です。日陰でも育つ植物を
探して土を整えたり、種を蒔いて2年目で花を
咲かせるフォックスグローブなどの二年草が
やっと花を咲かせてくれたばかりだったので、
少し心残りではあったのですが、念願の
日当たりが良くて広い庭がある手頃な物件を
見つけられたので、夏休みが始まるタイミング
で引越す事にしました。
先日、その家の内見をした時、近所に林のような
公園があったので寄ってみると、今まで見たこと
がない動物がノンビリ草を食べているのを
見つけました。後ろ姿はズングリムックリ
していて、太った茶色の猫のような、…
何だろうと近づいてもそんなに私達に驚いた様子
がありません。「グラウンドホグだ!」と娘。
別の名はウッドチャック、アメリカやカナダには
Ground Hog Dayという日があるほど愛されて
いる動物です。
その行事は毎年2月2日催される春の訪れを
予想する天気占いで、グラウンドホグは自分の
影を見ると驚いて巣穴に戻ってしまうとされて
いて、もし冬眠から目覚めたグラウンドホグが
外に出た時に晴天(影がある)の場合は
『冬はあと6週間は続くだろう』、曇の場合
(影がない)場合は『春は間近に迫っている』
と占われます。この数週間で一気に緑が豊かに
なったので、冬眠から目覚めたグラウンドホグは
食べ盛りなのでしょう。私達に構わず、両手で
草をモグモグと食べている姿が可愛くてつい
見入ってしまいました。
内見をして庭に行ってみると、なんとそこにも
グラウンドホグの姿が。どうやらその辺りに沢山
住んでいるようです。家に戻ってから調べて
みると、どうやら家庭菜園の野菜を食べたりして
ちょっと厄介者だったりする一面もあるのですが、
それでもやっぱり性格が穏やかで可愛い姿が
憎めなくて愛されキャラのグラウンドホグ。
娘はすっかり気に入って大喜びです。
この夏は、新居の壁をペンキで塗り直したり、
庭作りをしたりして過ごしたいと思っています。
日本はもうすぐ梅雨入りですね。
どうぞ素敵な初夏をお過ごしくださいね!
カヒミ